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碧海の豊かな風土で可能性を育てる

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 校長コラム PRINCIPAL'S COLUMN   過去のコラムはこちら


        第6回 「仲間とともに歩む」          

29.5.1

                          校 長  坪 井 基 紀

 学校前の街路樹の青葉も5月の風に揺られながら、徐々にその濃さを増して参りました。ちょうどこの季節の新緑が、本校の生徒の姿と重なり合います。新しい学年の新しい学びも軌道に乗ってきたところです。
 今年度も本校では新入生に対する図書館オリエンテーションが行われました。皆さんは学校図書館をどのように利用しているでしょうか。小学校の頃は主に読書、高校に入ると自学自習、中学校はその中間という使い方が多いのかもしれません。いずれの場合も、学校図書館をぜひ活用してほしいと思っています。
 学校の図書館は、生徒や先生方に図書館資料を利用してもらい、学校のカリキュラムの展開を手助けするものであるとともに、生徒の健全な教養を育成することを目的としています。社会に出ると教養があることが人間の幅を拡げていくと思います。
 さて、昨年11月末に文部科学省が「学校図書館ガイドライン」を発表しました。このガイドラインでは、これまでのような「読書センター」としての役割に加えて、アクティブ・ラーニングや探究学習などに対応できる「学習センター」と、生徒の情報活用能力を育成する「情報センター」としての役割を学校図書館に求めている点が特徴です。
 昨年度、本校のPTA進路指導委員会が主催した大学見学に参加した際、図書館も見せてもらいましたが、館内の一角にホワイトボードを設置した、いわゆる「討論スペース」がいくつかあって驚きました。図書館が静かに読書をしたり学習したりという従来のイメージを変えて、声を発して討議をする場にもなっていたのです。
 今後、図書館の活用がこれまで以上に増えていくことが期待されます。計画的、継続的に皆さんに使ってもらえるような図書館にしていく必要性を感じています。


 






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